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Web広告サイズ一覧!主要媒体の推奨規格

パソコンとノートで画面構成を考える手元

公開: 2026-10-08 / 更新: 2026-10-08 ・ 読了 約7分

この記事の要点

  • 最優先は300×250、1200×628、1080×1080の3サイズ
  • 3サイズを網羅すれば主要媒体の配信枠を70〜85%程度カバー可能
  • 高解像度端末のぼやけを防ぐため指定寸法の2倍解像度で制作する

Web広告のバナーサイズは、最優先で「300×250」「1200×628(比率1.91:1)」「1080×1080(比率1:1)」の3種類を用意するのが最も効率的です。これらを押さえるだけで、主要な検索連動型広告ネットワークのディスプレイ枠やSNS広告のインフィード枠の大部分をカバーできます。

Web広告の運用において、バナーサイズが足りないと広告枠の入札機会を逃し、広告費に対する費用対効果が悪化します。媒体ごとに無数の規格が存在するものの、すべてのサイズを最初から制作する必要はありません。配信量の多い主要規格から優先して揃えることが、時間と制作コストを抑える近道です。

成果を分けるWeb広告の主要サイズ一覧

Googleディスプレイネットワークで必須のサイズ

Googleのディスプレイネットワーク(GDN)で優先度が高いのは、スマートフォンとパソコンの双方で配信量が多い以下の規格です。

・300×250(レクタングル): スマートフォンとパソコンの両方で配信量が非常に多い規格です。

・336×280(大レクタングル): 300×250の代替として記事本文下などに配置されます。

・728×90(リーダーボード): 主にパソコン向けサイトのヘッダーやフッターに表示されます。

・300×600(ハーフページ): パソコンのサイドバーなどに表示され、視認性が高い大型枠です。

・320×50(モバイルバナー): スマートフォンの画面最上部や最下部に固定表示されます。

レスポンシブディスプレイ広告(自動で枠に合わせて最適化される形式)を配信する場合は、以下の2つのアスペクト比(縦横比)の画像素材が不可欠です。

・横長画像: アスペクト比1.91:1(最小サイズ600×314、推奨サイズ1200×628)

・正方形画像: アスペクト比1:1(最小サイズ300×300、推奨サイズ1200×1200)

Yahoo!ディスプレイ広告で押さえるべきサイズ

Yahoo!広告のディスプレイ広告(YDA)でも、Googleと共通するサイズが多く存在します。

固定サイズバナーとして配信機会を広げるには、以下のサイズが基本となります。

・300×250: Yahoo!ニュースをはじめとする主要枠で広く配信されます。

・600×500: スマートフォン版Yahoo! JAPANのトップページなどで利用されます。

・728×90: パソコン向けコンテンツの上下枠で需要があります。

また、Yahoo!のレスポンシブ広告枠向けには、以下の比率で画像を入稿します。

・横長画像: アスペクト比1.91:1(推奨サイズ1200×628)

・正方形画像: アスペクト比1:1(推奨サイズ1200×1200)

主要SNS広告で高シェアを誇るサイズ

Meta(Facebook、Instagram)、X(旧Twitter)、LINEなどのSNSでは、タイムラインやフィードに自然に溶け込む正方形または縦長のクリエイティブが主流です。

・1080×1080(比率1:1): Meta、X、LINE、TikTokのフィード配信ですべて共通して利用できる万能サイズです。

・1200×628(比率1.91:1): フィード内の横長バナーやリンク付き投稿のプレビュー画像として使われます。

・1080×1920(比率9:16): Instagramストーリーズやリール、TikTokなどの縦型全画面配信に必須のサイズです。

最小の手間で最大露出を得る制作の優先順位

まず揃えるべき鉄板の3サイズ

Web広告の配信開始時にリソースが限られている場合は、以下の3種類を最初に制作するのが効率的です。

  1. 1080×1080(正方形・1:1): すべての主要SNSおよびディスプレイのレスポンシブ枠で使用可能。
  2. 1200×628(横長・1.91:1): Google、Yahoo!、各SNSの横長枠を広く網羅。
  3. 300×250(レクタングル): 国内の主要メディアに存在する固定ディスプレイ広告枠を広くカバー。

この3つが揃うと、国内主要メディアのインベントリ(配信可能な広告枠)の70%から85%程度にアプローチ可能です。

余裕があれば追加したい拡張サイズ

配信ボリュームをさらに広げたい段階では、以下のサイズを順次追加していきます。

・1080×1920(縦長全画面): 若年層向けの商材や動画クリエイティブを展開する場合に必須となります。

・300×600(ハーフページ): パソコンユーザーの認知獲得や、BtoB商材のリマーケティング配信で威力を発揮します。

・728×90(PCヘッダー): デスクトップ経由のコンバージョンが多いBtoBサイトで露出を確保できます。

紙の画面案を並べてウェブサイトを設計する手元
紙の画面案を並べてウェブサイトを設計する手元 /イメージ画像

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制作前に確認すべき入稿規定とファイル仕様

ファイル形式とデータ容量の上限

媒体によって受け入れ可能なファイル形式や容量が異なります。一般的には以下の仕様に合わせる必要があります。

・ファイル形式: JPG、PNG、GIF(アニメーションGIFを含む)。写真を中心としたバナーはJPG、イラストや文字のシャープさを重視する場合はPNGが適しています。

・容量制限: 静止画バナーの容量は、媒体によって150KB以内から5MB以内まで幅があります。Googleの固定サイズバナーは150KB以内、Yahoo!は3MB以内が基本です。SNS広告では比較的大容量(Metaは30MB以内など)まで許容されますが、表示速度の低下を避けるため、1MBから2MB程度に抑えるのが無難です。

スマホ高解像度ディスプレイへの対応

スマートフォンのRetinaディスプレイなどの高精細画面では、指定通りのサイズで画像を作成すると輪郭やテキストがぼやけて表示される場合があります。

たとえば、配信サイズが「300×250」の枠であっても、素材画像は縦横を2倍にした「600×500」で制作し、ファイル容量を抑えて入稿することで、高解像度端末でもクリアに表示させることが可能です。GoogleやYahoo!のレスポンシブ枠で推奨サイズが「1200×628」や「1200×1200」と大きめに設定されているのも、同じく高解像度端末での画質劣化を防ぐためです。

審査落ちを防ぐセーフゾーンとテキスト比率の注意点

バナーを制作しても、媒体の規定に抵触すると広告審査で配信停止になるケースがあります。

・セーフゾーンの確保: 特にInstagramストーリーズやTikTokなどの縦型全画面(1080×1920)では、画面の上下約20%のエリアに媒体のUI(アカウント名、説明文、アクションボタンなど)が重なります。重要なテキストやロゴは画面中央のセーフゾーン(安全領域)内に配置しなければなりません。

・テキスト量への配慮: 以前存在した「テキスト量20%ルール」のような厳格な審査落ちは緩和されている傾向にありますが、画像内に過度な文字が詰め込まれていると、広告のオークションスコアが下がり、配信単価が高騰するケースがあります。

広告表現やコンプライアンスの遵守については、誇大表示にならないよう消費者庁のガイドラインなどを確認し、公正なクリエイティブ制作を心がけることが大切です。

広告サイズ運用でよくある3つの失敗例

1. 比率を無視した画像拡大によるトリミング崩れ

レスポンシブ広告では、枠に合わせて自動的に画像が切り取られる(トリミングされる)仕様があります。1.91:1の比率で作成すべき横長画像を正方形から無理やり引き伸ばしたり、外周ギリギリにテキストを配置したりした結果、媒体側で端の文字が切り取られて読めなくなってしまうケースがあります。デザイン制作時は、重要な要素を中心から80%程度までの範囲に収める配置設計が必要です。

2. 1サイズのみの運用によるクリック単価の高騰

制作コストを抑えようとして正方形の1080×1080だけを入稿した結果、横長枠や固定レクタングル枠のオークションに参加できず、競合の多い特定の広告枠にばかり配信が集中してクリック単価(CPC)が1.5倍から2倍近くに跳ね上がるケースがあります。複数のサイズを用意することは、競合が少ない安価な配信枠への露出を確保する手段でもあります。

3. PC用バナーをスマホへ流用した視認性低下

パソコン向けに作成した728×90や300×600のバナーから縮小してスマートフォン枠へ配信した際、文字が小さすぎて読めず、クリック率が大幅に低下するケースがあります。スマートフォンでの表示サイズを前提に、文字サイズは視認性を担保できる大きさに設計し直す必要があります。

自社の広告戦略に合わせたサイズ展開を計画的に行い、各プラットフォームの仕様を把握した上で制作を進めてください。

よくある質問

Q. どのサイズから作り始めるのが最も効率的ですか?
A. 「1080×1080」「1200×628」「300×250」の3種類から制作してください。これらを用意すれば、Google、Yahoo!、各SNSの主要な広告配信枠の大部分を網羅できるためです。
Q. Web広告のバナー画像の容量上限はおおよそ何KBですか?
A. Googleなどの固定バナーでは150KB以内、SNSなどでは数MB以内が一般的です。ただし表示遅延による離脱を防ぐため、可能な限りファイルサイズを圧縮して軽量化することをおすすめします。
Q. スマートフォンの画面でバナー画像がぼやけてしまう原因は何ですか?
A. 高解像度(Retina)ディスプレイに対して画像解像度が不足していることが主な原因です。表示寸法の2倍のピクセルサイズ(例: 300×250の枠なら600×500)で制作して入稿すると鮮明に表示されます。
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