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web広告の種類一覧【2026年版】特徴と選び方

公開: 2026-09-17 / 更新: 2026-09-17 ・ 読了 約5分

この記事の要点

  • web広告は検索連動型・SNS・動画など主に9種類に分類できる
  • 運用担当者の6割以上がSNS広告とリスティング広告を併用している
  • 予算は月10万円程度から2種類に絞って検証すると失敗しにくい

web広告の種類は9つに分類できる

web広告の種類は、大きく分けて「検索連動型」「ディスプレイ広告」「SNS広告」「動画広告」「アフィリエイト広告」「純広告」「記事広告(ネイティブ広告)」「リターゲティング広告」「アプリ広告」の9つに整理できます。同じ「web広告」でも表示される場所や課金方式、得意な目的がまったく異なるため、まず全体像を把握してから自社に合うものを絞り込むのが遠回りに見えて実は最短ルートです。

これまで運用型広告と一括りにされがちだったものも、実際には配信面や入札方式によって成果の出方が大きく変わります。以下で種類ごとの特徴と、選び方の判断基準を整理します。

なぜ種類を理解しないと失敗するのか

よくある失敗例として「とりあえずSNS広告を始めたが問い合わせが増えない」というケースがあります。これはBtoB向けの高単価商材をSNS広告(潜在層向け)に投下したことが原因であることが多く、本来は検索連動型広告(顕在層向け)を優先すべきだったパターンです。逆に、認知拡大が目的なのにリスティング広告だけに予算を集中し、掲載範囲が狭くなって機会損失を招く例も見られます。

検索連動型広告(リスティング広告)

GoogleやYahoo!の検索結果に表示される、キーワード連動型の広告です。クリック課金制(CPC)が基本で、1クリックあたり数十円〜数千円と業界によって幅があります。競合の多い「弁護士」「転職」などのキーワードでは1クリック3,000円を超えることもあり、逆にニッチな商材では50円程度に収まることもあります。

検索した瞬間に興味を持っている「顕在層」に届くため、コンバージョン率が高くなりやすいのが特徴です。ただし出稿には審査があり、薬機法や景品表示法に抵触する表現は掲載不可となるため、事前に消費者庁などの公式情報で表現ルールを確認しておくと安心です。

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ディスプレイ広告(バナー広告)

Webサイトやアプリの広告枠に画像・動画で表示される広告です。Googleディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!広告のディスプレイ枠が代表例で、月100万を超えるサイトに配信面が広がっています。CPCは数円〜数十円程度と低めですが、コンバージョン率はリスティング広告より低くなりやすい傾向があります。

認知拡大やブランディング、リターゲティングの土台作りに向いており、いきなり購入・申込を狙うより「まず知ってもらう」段階で使うと効果が出やすくなります。

ディスプレイ広告の失敗しやすいポイント

バナー画像を1種類しか用意せず、クリック率が0.1%を下回ったまま数週間放置してしまう失敗が典型的です。最低でも3〜5パターンのクリエイティブを用意し、1週間程度で入れ替えながら数値を比較する運用が推奨されます。

SNS広告(Facebook・Instagram・X・TikTok)

SNSのタイムラインやストーリーズに表示される広告です。年齢・性別・興味関心・行動履歴など詳細なターゲティングができる点が最大の強みで、20代女性向けコスメや若年層向けアプリなど、ペルソナが明確な商材と相性が良いとされています。

費用感はCPCで数十円〜数百円程度、CPM(1,000回表示あたり)では300円〜1,000円ほどが多く見られますが、業種や競合状況によって上下します。運用担当者の6割以上がSNS広告とリスティング広告を併用しているという調査結果もあり、単体運用よりも組み合わせるケースが多数派です。

動画広告(YouTube広告など)

YouTubeやSNSの動画枠に配信される広告です。インストリーム広告(動画再生前後・途中に挿入)とインフィード広告(検索結果や関連動画欄に表示)に分かれ、視聴維持率や視聴後の行動データを分析できる点が特徴です。

動画制作コストがかかるため初期投資は大きくなりがちですが、テキストや静止画では伝えきれない使用感・世界観を伝えられる強みがあります。15秒〜30秒程度の短尺でも成果を出している事例は多く、必ずしも高額な制作費が必須というわけではありません。

アフィリエイト広告・純広告・記事広告

この3つは掲載形式こそ異なりますが、いずれも「メディアやインフルエンサーの信頼を借りる」広告という共通点があります。

アフィリエイト広告は成果報酬型で、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)経由でブロガーやインフルエンサーに商品を紹介してもらい、成約が発生した分だけ費用が発生します。初期費用を抑えたい事業者に向いていますが、報酬設定が低いと紹介されにくくなる点には注意が必要です。

純広告は特定メディアの広告枠を期間や表示回数で買い取る形式で、大手ニュースサイトのトップページなどに多く見られます。掲載期間中は競合の広告と並ばないため、ブランドイメージを損ないにくい一方、費用は数十万円〜数百万円と高額になりやすい点がネックです。

記事広告(ネイティブ広告)は、メディアの通常記事と同じ体裁で自然に読ませる形式で、押し売り感が少なく最後まで読んでもらいやすい特徴があります。ただし「広告」であることの明示が不十分だとステルスマーケティングと誤認される恐れがあるため、消費者庁が公表しているステルスマーケティング規制(令和5年10月1日施行、景品表示法第5条第3号に基づく告示)の内容を必ず確認し、必要に応じて「PR」表記を入れる運用が求められます。

リターゲティング広告・アプリ広告

一度サイトを訪れたユーザーに再度広告を表示するのがリターゲティング広告(リマーケティング広告)です。カート離脱者への再アプローチなど、購入直前で離脱したユーザーを取りこぼさない用途に強く、コンバージョン率が通常のディスプレイ広告の2〜3倍程度になるケースも報告されています。

アプリ広告はアプリ内のバナーや動画枠に表示される広告で、ゲームアプリのインストール促進などによく使われます。CPI(インストール1件あたりの単価)は100円〜500円程度で推移することが多いものの、アプリのジャンルや競合状況で変動します。

目的別に見る種類の選び方

種類が多いからこそ、まず「今の課題は認知不足なのか、比較検討段階での離脱なのか、それとも購入直前の後押しが必要なのか」を整理することが選定の近道です。認知拡大が課題ならディスプレイ広告やSNS広告、比較検討段階なら記事広告や動画広告、購入直前の後押しにはリターゲティング広告が向いています。

複数の種類を同時に走らせる場合は、いきなり全種類に予算を分散させず、月10万円程度の小さな予算でリスティング広告とSNS広告の2種類から始め、成果が出た方に予算を寄せていく進め方が失敗しにくいとされています。広告運用の実態や市場動向については中小企業庁が公表する統計資料も参考になります。

まとめ:種類を知ってから配分を決める

web広告の種類は多岐にわたりますが、闇雲に全部試すのではなく「顕在層向け」「潜在層向け」を軸に整理すると選びやすくなります。まずは自社の課題がどの段階にあるかを見極め、少額予算での検証から始めることをおすすめします。最終的な出稿判断や表現の適法性については、各広告プラットフォームの審査基準や専門家の助言も併せて確認してください。

よくある質問

Q. web広告の種類はいくつありますか?
A. 検索連動型、ディスプレイ、SNS、動画、アフィリエイト、純広告、記事広告、リターゲティング、アプリ広告の9種類に大別されるのが一般的です。分類の仕方によってはさらに細分化される場合もあります。
Q. 初めてweb広告を出すならどれがおすすめですか?
A. すでに欲しい商品が明確な顕在層向けにはリスティング広告、まだニーズに気づいていない潜在層向けにはSNS広告やディスプレイ広告が向いています。予算が限られる場合はまず1〜2種類に絞って検証するのが安全です。
Q. web広告の費用はどれくらいかかりますか?
A. 種類によって幅が大きく、クリック課金型では数十円〜数千円、純広告では数十万円〜数百万円になることもあります。まずは月10万円程度の少額から始めて反応を見ながら調整する方法がリスクを抑えやすいです。
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